ローズクォーツ(ポイント）

　この石は、ギリシャ神話にまつわる言い伝えがあります。愛と美の女神アフロディテ（ローマ神話のヴィーナス）の恋人だったアドニスは、イノシシの姿をした戦争の神アレスに攻撃され、アフロディテは急いで助けに行こうとしますが、ブライアという野バラの茂みに引っかかってしまいます。この時混ざり合った二人の血で、白い水晶がピンクに染まり、この石になったというのです。
「ハートの石」とも呼ばれ、紀元前600年には愛のしるしとされていました。欧米では愛情を呼び寄せたり、関係を深めるために使われています。ハート型のこの石とピンクのバラを置き、ひと晩中、ピンクのロウソクを灯しましょう。もしくは、自分の恋人の写真と一緒にしまっておきます。
　母なる石ともされ、特に自分の母親を失ったときにいたわってくれるといいます。また妊娠中の健康管理と、胎児との絆づくりにも力を貸してくれます。出産時に持っていき、赤ちゃんが生まれてたらそばに置いて置くと良いでしょう。

用途：より良い睡眠をもたらし、夜に美しい夢を見させる。子どもが暗闇を怖がらないように手助けをする
仕事：望まない介入やゴシップを断続的に防ぐ。大きく磨かれていないものがおすすめ
神秘的な意味：和解をもたらす。日没時に流水に小さな石を投げ込み、願いを唱えると良い
占いの意味：過去の過ちについて自分を許す。ほかの人が押しつけようとする汚名をよせつけない。だれかが本当のあなたを受け入れないなら、原因は相手にある
星座：牡牛座
エンパワーメント：ほかの人と同じくらい自分に優しくなる

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